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保育士に就職して1年目なのですが、仕事がつらくて、毎日やめたいと思ってしまいます。もう少し頑張ったほうがいいんでしょうか?
それはつらいですよね。。。保育士の仕事1年目は新人さんでも、再就職した人も、こういった壁にぶつかる方が多いかと思います。
結論からいうと、今の時代なら保育士という職業は1年目だとしても転職は充分可能です。無理して頑張りすぎることはないですよ!
昔は”つらくても3年間”は働くべきと言われていましたが、無理をして心と身体を壊してしまったら、元も子もありません。
そこで、本日は1年目の退職を考える保育士さん向けへの転職や退職方法の紹介です!
1年目なのに保育士辞めても大丈夫?
結論からいうと、1年目で辞めても全く問題ありません!むしろ自分に合った就職先を選んでいくべきで、現在の職場とは合わなかったという、ただそれだけのことだと考えるべきでしょう。
ただし、”何が理由で辞めたいのか”を自分で分析しておくことも大切です。それは仕事を覚えるのが大変など1年目特有のことなのか、それとも保育園との相性が問題なのかをはっきりしておくことが大切です。
なんとなく、つらい思いを抱えたままにするのではなく、理由をはっきりさせることで不安がやわらぎ、退職や転職など次のステップを前向きに考えることができるでしょう!
保育士の退職理由とは?
そもそも、みなさんの退職理由ってなんなのでしょうか?
「令和4年度東京都保育士実態調査」(東京都福祉保健局)をみてみましょう。これにより主な保育士の退職理由がわかります。
1位 職場の人間関係
人間関係についての悩みは、保育士に限らず退職理由として多く挙げられます。保育士の退職理由1位はその「職場の人間関係」となってます。
園長との関係、先輩・同僚職員との仕事に悩みを感じている保育士は多いです。仕事量の問題、子どもに対する向き合い方、手法、価値観、仕事の熱量、すれ違う理由を挙げればキリがありません。特にひどい場合はパワハラやいじめなども報告されており、深刻な問題となっています。
2位 仕事量が多い
児童福祉の業務は勤務時間が長くなりがちで、体力仕事ということもあり、自分の時間や休息が取りづらく、疲れが抜けない保育士も多いです。福祉の仕事は「やりたくてやっている」「やりがいがあるから」そんな言葉により、どこかボランティアに近いような価値観から残業などルーズなことも多いです。
仕事としては、子ども相手の他にも、消毒作業、行事準備、報告書などの事務作業もあり、定時以降も勤務することも多いのが現状。
また保育士の仕事は体力を使うため、つらいと感じてしまう理由と言えます。
0歳時の乳児対応では抱っこがあったり、5歳の幼児だと遊び相手になったり、学齢期の子ども(学童や養護施設の場合)は外遊びをしたりと、身体が資本となります。
3位 給料が安い
厚生労働省によると、保育士の平均年収は約382万円(2021年賃金構造基本統計調査)です。ただ、近年導入された「処遇改善等加算」によって、保育士の経験年数に応じて賃金が加算されるようになったこともあり、平均年収は上昇傾向にはあります。
そして、国税庁が実施した「令和3年分民間給与実態統計調査」を見ると日本の給与所得者の平均給与は約443万円です。
現状では給料が安めの仕事といえるでしょう。
1年目保育士の退職理由は?
休めない&給料が低い
保育士の仕事は思うよりも忙しく、1年目は適度に力を抜くことが難しいです。さらに1年目なので仕事の見通しもつかめず、有給もうまく使えなかったり、使いづらい人も多いでしょう。保育総研の「令和4年度働きかたレポート」によると保育士の有給取得率平均は65.1%となっています。
そして、給料は全職種のなかでも低い部類に入ります。
給料の上げ方はこちらの記事が参考になりますよ!
覚えるべきことが大量にある
保育園などの現場の仕事は研修などもありますが、基本は現場にすぐに入り、仕事をしつつ、現場で失敗したり、それを自ら改善しながら仕事が進んでいきます。
色々とメモを取ることが多くて、メモがぐちゃぐちゃです。
色んな人が色んなことを伝えてきますからね。
私も当時はグチャグチャで、メモを見返すのもうんざりでした。
日常的な保育業務・環境整備・行事運営・報告書類・保護者対応など、1年目職員にとっては目が回ります。さらに、その園なりのやり方があるので、保育士経験があったとしても、1年目はその園の方針に合わせなければならないので、労力が必要です。
思うようにいかない
新人1年目の方は特に学校で勉強してきた「保育」と現場の「保育」は違うということが思い知らされることが多いのも事実。
うまく子どもと理想通りの関係が作れなかったり、忙しさで対応も適当になってしまったりと、思い通りにはいきません。
また、先輩の目などもあり、保育業務に萎縮している人も多いです。
さらに園の方針もあるため、自分の保育観と園の方針とでの葛藤もあることでしょう。
先輩や保護者対応がきつい
新人時代は先輩から注意は受けるものですが、わかっていても注意を受けるのはしんどいものでストレスはたまります。
保護者対応もしかりで、自分より年上の保護者も多く、対応を難しく感じる保育士さんも多いかと思います。
続いて1年目で退職するメリット・デメリットをみていきましょう
1年目で退職するメリット
心や身体を健康に取り戻せる
つらい状況で、仕事をし続けるというのは心も身体も擦り減らしていく行為です。 これを解消するには、環境を変えるのが一番となります。
早めにやり直しがきく
結局いつか退職してしまうのであれば、そこまでのつらくて苦労してきた時間がもったいないです。
人生は長いもの。早めに退職をして、次のステップなり、心を身体の休息をしたほうが、やり直しがききます。
また、厚生労働省の調査によると、保育士の有効求人倍率は全職種平均よりもかなり多く、まったく転職に問題はないこともわかります。(引用:子ども家庭庁「保育士の有効求人倍率の推移(全国)」)
自分の人生です!悔いのないように
人間関係をリセットすることができる
職場の人間関係に悩みやつらさを感じる人は多いです。現に保育士退職理由NO1 は職場の人間関係となっています。
保育士というのは、一般企業と違って異動もなく、せまい社会となる現場はどうしても人間関係が密になり、それが逆にそれぞれの人間性が強くでてしまいます。
長年いる職員などはその人間関係の中でやっていて気持ちがいいのでしょうが、新しく入ってくる職員はとても窮屈になるものです。
人間それぞれに相性はあるため、合わないものは今後も合わない、その人間関係を一度リセットするメリットはあるでしょう。
1年目で退職するデメリット
やめる癖がついてしまう
一度やめた経験があると、つい”また辞めようかな”という想いになってしまうのも確かです。
仕事をやめるのを繰り返してしまう場合には、転職先の選び方が良くなかったという可能性があります。やめる癖を止めたり、転職先で成功させるには、どのような転職先なら良いのか、自分だけでなく他の人とともに分析する必要があります。
それには転職エージェントでコーディネーターに任せるのがベストなんです!
なんか転職エージェントってキャリアウーマンの一般企業の転職ってイメージがあるんですけど、保育士も可能なんですか?
もちろんです!保育士に特化した転職エージェントがあり、希望に沿った求職はもちろん、面接の動向、給料の交渉までやってくれるので、転職成功確率がグッとあがりますよ!
費用も0円、登録無料なのでおすすめです!
このサイトでもおすすめ転職サイトをご紹介していますよ。
次の転職活動で、転職希望先に辞めた理由を聞かれる
新しい転職先を見つけたら、面接の際に職務経歴書を提出するわけですが、「なぜ1年で辞めたのか?」と聞かれることにはなるでしょう。
よくある不安 5選!
今いる職場に辞める理由はなんて伝える?
「人間関係に不満がある」「施設の○○が良くなかった」などネガティブな話を退職理由にするのは、今の職場に改善の余地があることを伝えることになります。そうなると、”◯◯と◯◯を改善したり不満を解消できれば仕事を続けてくれる”と捉えることもでき、相手に判断材料を与えてしまうことにもなります。
嘘だとしても、自分にしか実現できないこと、変えられないことを伝える必要があります!
例えば
- 自分の夢があるため、それを実現させる(相手は実現できない)
- やりたいことがあり、もう転職先が決まっている(相手は内定を取り消せない)
- 精神的に病んでしまった(相手は治せない)
というような相手には変えられないことを伝えるのがベターです。
年度末まで頑張る?途中で辞める?
いつやめるのか問題はつきものです。
結論からいうと、自分が思う通りに辞めればよいかと思います。法律では2週間前までに退職の意思を伝えればOKとされています。
やめるのであればせめて年度末まで働いてほしいというのは保育園側の意見かと思います。ただ将来のことは自分に影響するもの、転職先のタイミングや自分の心の問題もあるので、最後は自分で決断すべきでしょう。
ちなみに私は年度途中の退職と転職です。個人的に年度途中の転職は、転職先で次の4月の年度始まりまでの準備・学び期間と捉えることもできたので、とても良かったです!
保護者や子どもには伝えるべき?
保護者や子どもには言わないほうがいいでしょう。こちらはお礼を言いたい気持ちでも、保護者や子どもはあまり良いイメージを受けません。
”子ども(僕)が嫌いになったのかな” ”ここは良い保育園ではないのかな” ”無責任だな”
など、いくら前向きな理由でも退職=悪いイメージが付きがちです。将来を見ている自分と、今を見ている保護者のイメージは違うため控えたほうが無難でしょう。
伝え方などはその保育園の方針に従いましょう
退職前にやっておくことはある?
退職前の準備は色々ありますよ!退職準備の記事もありますので、そちらも参考にしてください!
転職先を決めておくべき?
結論からいうと、どちらでもいいかと思います。ただ転職準備は進めておいたほうが良いでしょう。おすすめの転職支援サイトは下記でご紹介しています。
そうはいっても不安で動けない人は・・・
色々と不安のなか、やることってありますよね。あっという間に時間が過ぎてしまいそうです。
そうですね。つらい仕事のかたわら、退職準備や転職準備ってとてもやることが多いです。だからこそ、面倒くさいことをお願いしてしまうという選択肢が便利なんです!
おすすめ転職支援サイト
保育士に特化したおすすめ転職エージェント4選です!それぞれに特徴があったり、その会社しかもっていない求人情報もあるため、複数登録がおすすめです。
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いかがでしたでしょうか。今はつらい時ですが、色々と選択肢はあるもの。時にはエージェントなどにお願いしてしまい、心と身体を休めるのもありかと思います。人生は自分だけのもの、頑張ってくださいね。